教科専科制
1年生より、算数や国語などの主要教科も含めた全教科において、その教科を専門とする教師が指導することで、より深い理解を得ることができます。また、両方のクラスを同一教師が指導することで、クラスによる授業の内容や進み具合に差ができることを防ぎます。
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聞く、話す、読む、書くことの4本柱を軸に学年に応じた指導を行っています。まず先生・友達の話を聞く、自分の考えが相手に伝わるように表現することを目標に、教科書だけでなく、独自のプリントを使用し授業を展開しています。低学年では、基礎基本を重視し、文字を正しく丁寧に書く、日々の宿題をするといった習慣をつけることを大切にしています。
5・6年生では週1時間、クラスを2つに分けて複数の教員で指導に当たります。問題演習で長文読解になれる、文章力、表現力をつけることを目的とした様々な授業を行っています。漢字力をつけるため、月に1度、全校漢字テストを実施しています。
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独自のカリキュラム編成により専門の教師が授業を行っています。答えは1つであっても、様々な方向から問題を考え、友達と学び合うことで、論理的な思考力を養っています。月に1回の全校計算テストを行います。また、3・4年生では、週1時間1クラスを2名の教師によるチームティーチング、5・6年生では、週2時間、少人数のクラスに分けて習熟度別授業を行い、児童一人ひとりに対応できるよう、きめ細かい指導を行っています。
放課後算数教室
対象学年:5・6年(希望制)
目的:・基礎・基本の反復練習を行い、定着をはかる。
・分からないところを積極的に質問する。
・自分に必要な学習が自分の力でできるようになる。
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実物を用いた実験・観察を中心としながら、理解しづらい内容については本校の数十年の理科教育の実践で培われた600枚以上の独自プリント教材と仮説実験授業によって、様々な角度から解説します。
仮説実験授業とは、実験前に実験結果を予想して、互いに意見を発表して討論し、最終的な自分の意見を確立した上で、結果を実験で確認する授業方式です。この手順により、目的を理解して実験に臨むことができ、討論によって学び合いができます。
これらのカリキュラムによって、3~6年生の4年間を通して授業内容を無理なく理解でき、知識と論理的な思考力が養われます。
校外活動では熱気球作り・夜間星座観察など、通常の授業では扱うことができないスケールの大きな実験・体験を楽しみながら行います。
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社会の構成員である自覚を育てるとともに、社会への関心・理解を深め、将来、国際社会で活躍する力を養うことを目的としています。杉並区・東京都・日本・世界と視野を広げていき、学習指導要領のカリキュラムを前倒しして学習し、くり返し復習することで、より深い理解を目指しています。また、時事問題を随時紹介して児童に意見を問うことや、工場・遺跡・国会議事堂見学で本物を見ることも大切にしています。
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「自分と身近な人への理解」「自然とのかかわり」「グループ活動」を柱としています。家族をはじめ、見えないところで自分の生活を支えている人がたくさんいること、自分を取り巻く環境が自分の生活の支えになっているということを学びます。そして、自然環境を含めたあらゆる恵みに感謝する心を育むことを目指します。
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1年生から全ての学年で週2時間、チームティーチングで授業をしています。
ネイティブの外国人教師と英語専科の日本人教師が授業を担当し、外国人教師が英語で授業を進め、日本人教師が日本語でそれをフォローするという形で、発音重視の授業を行っております。
英語でお話ししてみたい、英語を聞いて理解したいと意欲を持って実践する力=コミュニケーション能力を身につけることを目標にしています。
ETM(Education Through Music)も導入して、たくさんの歌を歌いながら、英語の音に慣れ親しみ、楽しみながら英語のリズム、言葉、外国特有の文化までも学んでいます。ネイティブと日本人の先生により、きめ細かく指導し、自然に英語の世界へ誘います。スピーチやインタビューを楽しみながらしていく中で、英語を使った発信能力にも自信をつけています。
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子ども達の人間の幅を広げ、生涯にわたって感動を覚える「音の世界を楽しむ」心を育てます。四季折々の学校行事や宗教行事とも連携し、教科書、歌集、聖歌集などの幅広い楽曲を通し日本語のみならず、英語やスペイン語の歌も学びます。器楽はリコーダーや鍵盤ハーモニカを中心に、心を合わせて表現する力を身に付けます。
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1年生から専任講師が、指導をしています。絵の具を使ったり、様々な素材、道具を使って自分の中の想像力、創造力が育つようにとカリキュラムを考えています。また、スペイン系のカトリックの学校ですので、スペインに伝わるクロスステッチにも取り組んでいます。
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将来自立した家庭生活ができるように、基本的な技能を習得します。また、簡単で便利な生活ができる今、手間をかけた手作りの良さに気付き楽しむことのできる心を育てます。被服分野では、日本の伝統的な刺し子模様を使って、ランチマットを作ります。調理分野では『手打ちうどん』をだしをとってつゆを作っていただきます。
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6年間を通して健康な体づくりと心づくりを目指しています。体育を通して、仲間の大切さや人間関係を学ぶだけでなく、心の動きを勉強したり鍛えたりしています。
保健では、自分の体に目を向け、教科書の範囲だけでなく、栄養学を学び、健康を意識できるようになります。
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情報を適切に収集、解析、発信するために、パソコンや1人1台のタブレット端末などを活用し、コミュニケーション能力を育てます。1年生のお絵かきから6年生のプレゼンテーションまで内容は多岐に渡ります。また、「情報」という授業ではなく、算数・国語・社会・理科・図工・音楽などの普段の教科の中で、情報機器を扱うことで実践的な形で情報活用能力を育てることができます。
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全学年を通して命の大切さ、「人はだれでも光と塩のように、なくてはならない存在」「あなたはあなただから価値がある」ことを学んでいきます。低学年では、身の回りの生活の中で神様との関わりを感じていきます。中学年では、神様と人との関わりの歴史、そしてイエス様との関わりを中心に進められます。高学年になると、聖書を使いながら、神様と私たち、友との関わり、そしてより善い人に成長するために自分を見つめていきます。そして「もう一人の友のために」を合言葉に、苦しんでいる人、困っている人たちに目を向ける活動を行います。
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3年生から学年ごとのテーマに基づいて総合の時間が始まります。3年生のテーマは「光塩を知る」、4年生は「東京を知る」、5年生は「日本を知る」、6年生は「世界を知る」というように、徐々に視野を広げていきます。各自で調べたことをグループで分かち合ったり、上級生になると調べた事をもとにイベントを企画し、保護者や下級生を招待したりと、工夫しながら相手に伝える力を養っていきます。
課外活動
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カトリックの教え
2~6年生の希望者対象に放課後行っています。聖書の物語をDVDなどの映像やいろいろな教材を使って紹介します。5・6年生は、合同のクラスで、紙芝居を作ったり、生活の中でイエスの教えをどう生きるかを分かち合っています。 -
スペイン語教室
3~6年生の希望者対象に放課後、開講しています。あいさつ、自己紹介から、買い物などをゲームで楽しく学び、スペインにある光塩の姉妹校とクリスマスカードの交換などを通してスペインとの出会いを体験する場となっています。なお、スペイン人を招いて、生のスペイン語を聴く機会も設けています。 -
バスケットボール部
5・6年生を対象とした課外バスケットボール部です。朝や放課後の時間を利用して、練習を行っています。地域の小学校や私立小学校と試合を行ったり、中高バスケットクラブとの合同練習を行ったりして、技術の向上を目指すと共に、心の成長を見守ります。 -
合唱部
5・6年生を対象とした課外の合唱部です。週1回、放課後の時間を利用して練習を行います。普段学校生活で学んでいることを活かし、歌うことの楽しさや素晴らしさを学びます。全校ミサやクリスマス会などの学校行事で聖歌を歌います。 -
放課後算数教室
5・6年生では、週1回~2回、放課後の時間を使って、希望する児童を対象に行っています。授業で分からないところを教師に質問をすることで、自ら進んで意欲的に学習する習慣をつけることをねらいとしています。
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