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学校生活

卒業生・保護者の声

時代に合わせてしなやかに変化していく光塩

南部 夏子 (初等科34回生、中高58回生)

略歴

1984年(昭和59年)初等科5年生に編入
1992年(平成4年)高等科卒業、慶応義塾大学総合政策学部入学
1996年(平成8年)株式会社伊勢丹入社
2009年(平成21年)スクールユニフォームに異動。光塩女子学院の制服の担当になる。

今の仕事に活きていることはありますか。

今思い返すと、光塩のバザーで食堂のお手伝いをしてから接客業に興味を持ち、大学を卒業後就職したのが伊勢丹でした。入社して20数年が経って、今度は伊勢丹の制服担当として、光塩と関わる機会に恵まれました。
当時は、勉強はもとより生活全般の規律が厳しく感じましたが、今は、そこで基本的な「挨拶をする」「思いやりを持って行動する」「感謝する」ことをきちんと学んだように思います。そして、何よりも先生方が温かく見守っていてくださったことに改めて気づきました。
現在の校舎も制服もカリキュラムも、当時とは異なります。社会のニーズや、子どもたちに合わせてしなやかに変化していく光塩に頼もしさを感じます。これからも、変わらない光塩、そして変わりゆく光塩であってほしいと思います。

光塩とはどのような学校ですか。

「あなたがたはユニークな存在です」そうお話しくださった校長様。一人一人がかけがえのない大切な存在なんだと、何度もお話しくださいました。自分自身のことも大切に、そして自分を支えてくださる方々のことも大切に、いつも感謝の気持ちを持ちましょうと教えてくださいました。そのせいか、光塩ではお礼の手紙を書いて、お世話になった方々に、必ず感謝の言葉を伝えていました。
大人になって「感謝の気持ちを表す」ことが苦手な人に出会います。もっと素直に表現できれば本人も周りも幸せになるのにと残念に思います。同時に光塩で学んだ「感謝の気持ちを表す」ことが、私たちの心を豊かにする貴重なことなのだと実感しています。

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