倫理教育
低学年では、身の回りの生活の中で神さまとの関わりを感じていきます。中学年では、神さまと人の関わりの歴史やイエスさまとの関わりを中心に学びます。高学年になると、聖書を使いながら、神さまと私たち、友との関わり、そしてよりよい人に成長するために自分を見つめていきます。
カトリックの教えだけでなく、児童が友との関わりの中で、自分の良さ・役割に気づき、同様に友達もかけがえのない存在であることに気づく、光の子・塩の子に育っていくよう願っています。
授業「倫理」では、全学年を通して倫理科の教員と担任とのティームティーチング(Team Teaching)により、全学年を通して命の大切さや、「人はだれでも光と塩のように、なくてはならない存在である」「あなたはあなただから価値がある」ことを学んでいきます。そして、他人のために惜しみなく働くことができる「光の子・塩の子」によりふさわしくなるために、各自の課題に取り組みます。
日記指導
1年生の夏休みから日記を書きはじめます。書く技術の向上だけにとどまらず、教師との「心の交流」が生まれる場としても活用しています。
日記を書くということは、作文力がつく、根気力がつく、周りに目を向けられるようになるなどの学習面でプラスになることがあります。6年間書くことを意識した生活は、次第に、物事を主体的に見る目を育ててくれます。
外国語教育
光塩には教科専科制で1年生から専門教員による国語の授業があります。思考する言語である日本語をまずは基礎として万全なものとする必要があります。その基礎である日本語の上に楽しい英語の授業を通じて、英語を話し、聞いて理解したいと意欲を持って実践する力=コミュニケーション能力を身につけます。ETM (Education Through Music)を通じて英語の音やリズム、言葉、外国特有の文化までも学んでいきます。
さらに、世界は日本語と英語だけではないことを体験を通して学ぶためにもスペイン語やスペイン文化に触れる機会を設けています。3年生からは課外スペイン語教室にてスペイン語を学校で学ぶ機会があります。また、毎年清泉女子大学とはスペイン文化交流会を開催しています。
課外活動
カトリックの教え
2~6年生の希望者対象に行っています。聖書の物語をDVDなどの映像やいろいろな教材を使って紹介します。5・6年生は、合同のクラスで、紙芝居を作ったり、生活の中でイエスの教えをどう生きるかを分かち合っています。
スペイン語教室
3~6年生の希望者対象に開講しています。あいさつ、自己紹介から、買い物などをゲームで楽しく学び、スペインにある光塩の姉妹校とクリスマスカードの交換などを通してスペインとの出会いを体験する場となっています。なお、スペイン人を招いて、生のスペイン語を聴く機会も設けています。
バスケットボール部
5・6年生を対象とした活動です。地域の小学校や私立小学校と試合を行ったり、中高バスケットクラブとの合同練習を行ったりして、技術の向上を目指すと共に、挨拶や返事などを通して、心の成長を見守ります。
合唱部
5・6年生を対象とした活動です。普段学校生活で学んでいることを活かし、歌うことの楽しさや素晴らしさを学びます。全校ミサやクリスマス会などの学校行事で聖歌を歌います。
算数放課後教室
5・6年生では、放課後の時間を使って、希望する児童を対象に行っています。授業で分からないところを教師に質問をすることで、自ら進んで意欲的に学習する習慣をつけることをねらいとしています。